OUTPUTS
アウトプット紹介
特許番号の一覧だけでは、
相談者の問いには答えられません。
何が重要で、どこが手薄で、次に何を確かめるのか。それを読み手に伝わる形にするのが、調査の最後の仕事です。AIを活用した特許調査の事例で作成したアウトプットを紹介します。AIを活用すると、こんな資料が作れる。その雰囲気を感じていただければ幸いです。
アウトプットは事例紹介のためのもので、作成の代行や販売は行っていません。
事例ごとのアウトプットLINEUP
確かめるための記録と、判断するための道具。
検索式の報告|Excel 9シート冷凍魚介おかず
件数を見たら、行番号を見る。
日本と海外を、1回の検索で。
相談を5つの観点に分け、日本語と英語の語を概念ごとに束ねた一括検索式を作りました。132行すべてに日本語の説明が付き、採用した母集団1,353件が、どの行のどの条件でできているかをたどれます。
- 9シートが「結論 → 中身 → 根拠 → 経緯と限界」の順に並ぶ
- 広さの違う4つの案を、入れ子で比べられる
- 件数が変わった理由が、版ごとに残っている
- 検索式で区別していないことが、そのまま読んで確かめる項目になる
- 0_表紙・目次
- 1_調査の概要
- 2_案の件数と比較
- 3_検索ルートの構成
- 4_語・分類・注目企業
- 5_語ごとの件数の比較
- 6_検索式
- 7_作成の経緯
- 8_前提と限界・用語
急ぐときは0 → 2 → 8の3枚。根拠を問われたら3 → 6へ。
| シート | 分かること |
|---|---|
| 0_表紙・目次 | テーマ、対象国、単位、期間、4案の最終の母集団 |
| 1_調査の概要 | 条件、一括検索式の組み立て、観点①〜⑤、結果の要点 |
| 2_案の件数と比較 | 4案の件数、日本語・英語の検索式との比較、入れ子の範囲図 |
| 3_検索ルートの構成 | 39本の検索ルートと、どの案に入るか |
| 4_語・分類・注目企業 | 概念ごとの語、分類記号、注目企業と各行の件数 |
| 5_語ごとの件数の比較 | 同じ語が、もう一方の国・言語の公報に当たった件数 |
| 6_検索式 | L:1〜L:132の全行、件数、説明 |
| 7_作成の経緯 | 版ごとの件数と変更内容 |
| 8_前提と限界・用語 | 前提と限界、査読で確かめる事項、用語 |
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何を確かめながら読めばいいかも、最後のシートに並んでいますね。
森さん(食品事業部・架空)
件数は母集団の規模で、関係する特許の数ではありません。2026年10月17日に特許データベースで実行した値です。
調査レポート|Excel 21シート青汁
200ページあっても、迷わず読める。
特許と、特許以外の情報(論文・業界記事・市場データなど)を合わせて分析し、21シートにまとめました。最初の1枚で結論が分かる総括から始まります。
入口・結論3
- サマリー
- 依頼事項への回答
- 分析・考察
特許調査4
- 特許① 出願動向・出願人
- 特許② 課題・素材・解決手段
- 特許③ 製剤化・近年・対象技術
- 特許④ 代表特許
非特許情報6
- 第1章 用途・飲用実態
- 第2章 原理・設計の型
- 第3章 製造・量産
- 第4章 品質・評価・規制
- 第5章 市場・競合
- 第6章 開発提言
統合分析5
- 統合① 一致・相違
- 統合② 技術別の評価
- 統合③ 対象技術の位置付け
- 統合④ 優先検討領域・FTO
- 統合⑤ 検証・最終評価
根拠・前提3
- 分析対象公報一覧
- 前提・用語
- 参照元一覧
まとめ方で意識した7つのこと
- 問いから始める
- 広く集めて、線引きの理由を残す
- 最初の1枚で結論を言う
- 各章を「要点 → 結論 → 数字で見る → 図」の同じ型にそろえる
- 事実と考察を分ける
- 共通の物差し(飲み方U1〜U4、設計の型T1〜T4)を最後まで使う
- 色で迷子にさせない(特許は青、非特許は緑、統合は紫)
報告用スライド|PowerPoint 5種類青汁
同じ結果を、相手に合わせて組み直す。
「15分で、Webで説明してほしい」。約200ページのレポートを、そのまま読み上げるわけにはいきません。吉田君は、レポートを「記録するための資料」から「会話するための資料」へ編集しました。
- 37枚PC面談版説明を支える。出願動向を対話しながら読むグラフ
- 45枚投影版遠くからの見やすさ。一つのグラフを大きく
- 40枚印刷配布版読み返せる情報。依頼事項への回答と根拠の表
- 12枚ビジュアル・シンプル版要点。結論の「0件」を大きく見せる
- 37枚ビジュアル・コンテンツ充実版図表による理解。検証の工程を図で結ぶ
スライド化で意識した7つのこと
- 表紙で結論を言う
- 結論 → 根拠 → 補足の順に並べる
- 見出しは結論の文にする
- 1枚に1つの問い、1つの図
- 部品と位置を全ページでそろえる
- 留意点を必ず帯で添える
- 最後は「次の行動」で終える
同じ調査を別の目的へ展開した実例で、どの調査にも5種類が必要という意味ではありません。
COMING SOON
固形即席調味料の溶解性と保形性の両立
ひとつの調査から、検索式の報告、出願動向の分析ブック、特許と非特許の総合分析、Word形式の調査報告書、公報と参照元の一覧が生まれました。読み手と目的ごとに、資料の役割を分けた事例として紹介する予定です。
アウトプットを紹介するときに大切にしていることOUR RULES
数字そのものより、数字がどこから来たか。
01
作った資料の役割を伝える
「確かめるための記録」と「判断するための道具」は別の資料です。
02
数字の前提を添える
分母、単位、情報の時点を、数字の近くに書きます。
03
確かめた範囲を超えて言わない
記事の中で照合した範囲と、原公報まで確かめた範囲を区別しています。
04
AIを使ったことを明記する
作成に生成AIを活用していること、見落としや読み違いの可能性があることを書いています。
生成AIで作った報告書ほど、数字そのものより「数字がどこから来たか」を読む価値があります。
吉田君
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