USE CASE

AI特許調査の 活用シーン

何もないところから議論を始めるのではなく、見える情報を前に考えられるようにする。

それが、AIを活用した特許調査のいちばんの価値です。どんな場面で役立ち、どこから人が確かめるべきなのか。PateLensの事例で紹介します。

AI特許調査が役立つ場面を、事例で紹介するページです。PateLensで調査をお受けするものではありません。

AI特許調査が役立つ6つの場面6 SCENES

こんな場面で、AIが力を発揮する。

  1. SCENE 01

    漠然とした相談を、調べられる形にする

    「青汁の苦味や青臭さを、各社はどう改善している?」

    相談を問いに分け、どの資料で答えるかを決める。AIは観点の洗い出しや、抜けの発見に役立ちます。

    事例では依頼者の問いと、答えるシートの対応表を最初に作りました。青汁編

  2. SCENE 02

    出願前に、近い特許を探す準備をする

    「出願する前に、似た特許がないか見ておきたい」

    相談の言葉を、日本語と英語の語や分類に置き換え、日本と海外の公報を一度に探せる検索式にまとめます。

    事例では132行の検索式すべてに日本語の説明を付け、件数がどの行から来たのかをたどれるようにしました。冷凍魚介おかず編

  3. SCENE 03

    大量の文献を、読める範囲に絞る

    「特許は集めたけれど、中身の整理が追いつかない」

    テーマとの近さで文献を分け、分析する範囲を決めます。線を引いた理由も記録します。

    事例では母集団1,389件から分析対象141件へ。閾値を動かすと何件になるかも残しています。青汁編

  4. SCENE 04

    技術の地図を描き、手薄なところを探す

    「どんな解決策が多くて、どこが手薄なのか知りたい」

    課題と解決手段を掛け合わせ、工夫が集中している所と、手薄な所を見える形にします。

    事例では解決策の43.3%が素材を足す方法で、製剤化は2.8%にとどまることが見えました。青汁編

  5. SCENE 05

    同じ結果を、相手に合わせて伝える

    「15分で、Webで説明してほしい」

    詳しいレポートから、相手の時間と画面に合わせて情報を選び、スライドに組み直します。

    事例ではWeb面談、投影、印刷配布、ビジュアル2種の、PowerPoint 5種類を作り分けました。青汁編

  6. SCENE 06

    広さを比べて、選ぶ

    「どこまで広く探すべきか、決められない」

    広さの違う複数の案を同じ検索式に入れ、件数と中身の違いを見てから選びます。

    事例では4つの案を比べ、精度重視の案を採用しました。版ごとの変更記録も残しています。冷凍魚介おかず編

AIだけで結論を出さない場面LIMITS

レンズにも、得意・不得意がある。

次のような場面では、AIの結果だけで結論を出さず、原文の確認と専門家による検討が必要です。

  • 発売前の製品について「侵害する特許はない」と結論づける
  • 無効資料を、証拠として検討する
  • 重要な発明の出願方針を決める
  • 特許請求の範囲を詳しく解釈する
  • 検索漏れが、事業上の重大なリスクにつながる

冷凍魚介おかず編でも

「三つの対策がそろう特許はあるか」という依頼者のいちばんの問いには、検索式だけでは答えられませんでした。吉田君はそれを「未回答」とし、公報を読んで確かめる段階へ渡しています。

観点の線引き、母集団の広さの選択、公報を読んでの確認は人が決める。資料に仕上げるところで、AIの力を借りる。